Birdwatch Note Rating
2024-11-29 06:21:06 UTC - HELPFUL
Rated by Participant: F09B79F397BF09B589B1962C3A754330EC0C0290BC1988D8835B4D42E55A8273
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Original Note:
コオロギ (蟋蟀) について、『本草綱目』 (1672) では名前のみが触れられており、薬効・毒性について書かれていません。 https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00005153?page=2751 『本草綱目拾遺』 (1871) では、伝統的に薬に使われた前例がなく考証待ちと書かれています。 https://dl.ndl.go.jp/pid/2557324/1/54 いずれの書物も、コオロギが妊婦に推奨か禁忌かは書かれていません。 『漢方医学大辞典』を元にした「コオロギ微毒・妊婦は禁忌だと『本草綱目』に書かれている」という主張は、樗雞という別の虫の薬効の中に蟋蟀の文字があったことによる誤読ではないかとされています。 http://harinomichi.com/phytology/cricket/ https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00005153?page=2693
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