Birdwatch Note Rating
2025-01-11 05:41:50 UTC - NOT_HELPFUL
Rated by Participant: 69A70AAEA166198D847030CD1E88F5EFC79FD349670C42B4C5C14EFA2CD4FC72
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Original Note:
この指摘は誤りです。確かに頻度主義統計学においてNを事前に固定することを前提とした手法で結果を見ながらN増しすることは問題ですが、頻度主義統計学であってもNを動的に変更する手法は存在しますし[1]、尤度原理を満たすベイズ統計学の分析法であれば結果に応じてサンプリングを停止することが可能です[2]。結果を見てサンプルサイズを変えることそれ自体がいつも不正になるわけではありません。また、発端となった論文の引用箇所を読むだけでは著者が統計分析に基づく仮説検証を念頭に置いているとはいえず、分野内で方法の正当化がなされている可能性があります。 [1]https://doi.org/10.1214/aoms/1177731118 [2]https://doi.org/10.3758/s13423-017-1230-y
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