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2024-06-12 09:43:47 UTC - HELPFUL
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Original Note:
本ポストは永山基準に対する誤った理解を前提とするものです。 いわゆる永山基準が示された最判昭和58年7月8日によれば、死刑を選択すべきかの判断に当たっては、被害者の数のみを考慮すればよいのではなく、犯行の罪質、動機、態様、結果の重大性、犯人の年齢、前科、犯行後の情状等の各般の情状を併せて考察する必要があります。 したがって、被害者の数が3人であることのみを以って、永山基準に照らせば死刑相当であるとの結論を当然に導き出すことはできず、その余の事項についても公判廷に顕出した証拠によって認定・評価することが必要不可欠です。 最判昭和58年7月8日 https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=50235
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